ボーダー・コリーとは

ボーダー・コリーは戦前、緬羊とともにオーストラリアから輸入されたのが始まりで、これらの犬の子孫は一般的に短毛でありニュージーランドのシープドッグに似ている。
ボーダー・コリーは当時から日本の牧場は小規模であり、獰猛な外敵の襲来に備える必要性も低かった事から、大型のアメリカ系コリーよりも小柄なボーダー・コリーが定着したようである。
ボーダー・コリーはトレーニングのしやすさ、命令した作業を確実にこなす能力、保護すべき羊に対する情愛の深さ、緊急時の的確な判断力、機敏な行動など、牧羊犬に必要な資質のすべてを高度に備えた犬種である。

ボーダー・コリーが主要国の犬種団体に公認されたのはつい近年の事である。
ボーダー・コリーは公認に至る経緯もやや特殊である。
近年盛んに開催されるようになったオビディエンスやワーキングの競技会で、ボーダー・コリーが上位の賞を独占する事態となり、その人気に押されて公認されたのである。
ボーダー・コリーはペット業界の人間でさえこの犬種を競技会で始めて見たという話が多い。

ボーダー・コリーは極めて活動的な犬であるため、都市部に於ける愛玩的飼育にはなじまない点も少なくない。
多くの愛玩犬種は、人と共に生活する事を前提に長年改良育種されて来たが、ボーダー・コリーが家庭犬として定着したとは言い難い。
この犬の行動欲求に見合う刺激を与え続ける事と、この犬の知能に見合うトレーニングが必須である。
ボーダー・コリーはアジリティやフライングディスクなどの競技ではボーダー・コリーが抜きん出て活躍する事もあって、犬の飼育形態に変化が見られる我が国でも人気が高まっている。
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