ボーダー・コリー

ボーダー・コリーはシープドッグ(牧羊犬)に分類されるスコットランド・コリーの変種のひとつで、羊の統率犬として名高い実用犬である。
ボーダー・コリーの起源については確かなものはないが、8世紀頃、スカンジナビアの諸国からバイキングにより海路スコットランドに渡り、トナカイの牧畜に用いられた犬が祖先とされている。
この後、スコットランドに土着の複数のシープドッグと混血があり、現在の形に固定された。ボーダー・コリー。

ボーダー・コリーはラフ・コリーのような華やかさがないためにショー・ドッグとして海外に普及する事はなかったが、牧羊が主要産業である国に於ける実用犬としての評価はすこぶる高い。
羊の群れは牧羊犬が2〜3分、目を離すと収拾がつかない状態になると言われているが、ボーダー・コリーは頭を低く下げた独特のポーズで羊に近づき、羊の目を睨みつけて静止させ、群れを維持させる能力をもっている。
ボーダー・コリーは羊を統率する能力において「ボーダー・コリーに勝る牧羊犬はいない」とさえ言われている。 現在、牧羊の盛んな諸国で最も多く実用される牧羊犬はボーダー・コリーであると言ってよい。
ボーダー・コリーは犬種名のボーダーは国境を意味するが、かつてスコットランドの地はイングランドから見て「国境の向こう」であったとする説、スコットランドに実在するボーダーズ州に由来すると言う説がある。

ボーダー・コリーはスコットランドでは古い犬種であるが、我が国に紹介された歴史は浅い。
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